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テスト問題バンクについて

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Tuningテスト問題バンクについて

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テスト問題バンクについて

Tuning テスト問題バンクは, 大学教員がテスト問題を共同で作成するとともに, 作成したテスト問題を広く共有することを通して, 大学教育のアウトカム(学生が何を知り, 理解し, 実行できるようになることを期待するか)についての対話を喚起し, 共通理解を形成することを目指す取組です. さらに,教育改善に資する学修目標の達成度評価(学修成果アセスメント)の方法論を開発することで, 大学における教学マネジメント の推進を目指す取組です.

取組の概要

  • 全国3拠点及びASEAN拠点においてテスト問題(記述式問題, 多肢選択式問題)と採点基準を共同で作成し, テスト問題バンク委員会(全体会合)に提案する.

  • テスト問題バンク委員会(全体会合)において, テスト問題と採点基準の内容. 水準を摺り合わせて確定する.

  • 複数の大学においてテスト問題の妥当性検証(小規模実施)を行ったうえで, 必要な修整を行い, 確定する.

  • 各大学で大規模実施を行い, 解答は複数の委員で採点する.

  • テスト問題バンク フィードバック委員会において採点結果を集計 分析し, 各大学に対してフィードバックを行う.

  • テスト問題作成を通して蓄積した知見は,「テスト問題作成の手引き」として整理するとともに, 大学・学会等における情報普及活動に取り組む.

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図1.Tuningテスト問題バンクの取組

取組の概要

取組の背景

文部科学省では, 平成20~24 年にかけて, 経済協力開発機構 OECD「高等教育における学習成果調査AHELO フィージビリティ・スタディ に参画しました. 世界共通のテスト問題を用いて大学卒業間際の学生の学力を測定することができるかどうかを検証するための調査研究であり, 日本は工学分野(土木工学)に参加しました.

国立教育政策研究所は, この AHELO フィージビリティ・スタディにテスト問題作成に携わる国際コンソーシアムのメンバーとして, またテストの国内実施を担当するナショナルセンターとして参画しました. 本取組は, 国立教育政策研究所がAHELO フィージビリティ. スタディの継続事業として, 平成26 年度に開始したもので,「機械工学分野」でモデル事業を展開しています. 

 

取組の背景
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